TSMCの内部監査機能は、取締役会に直属する独立した部門です。取締役会に定例会議で報告を行うほか、四半期毎および必要に応じて、取締役会長、監査・リスク委員会、および運営委員会にも報告を行います。

 

内部監査規程に定められた内部監査部門の役割は、当社のプロセスにおける内部統制をレビューし、その整備状況の適切性、有効性、効率性、ならびに業務での実際の運用状況について報告することです。当社のすべての部門および子会社が、内部監査によるレビューの対象となります。

 

監査業務の大半は、取締役会によって承認された年間計画に従って実行されます。この年度計画は、特定されたリスクに基づいて立案されます。必要に応じて、特別な監査やレビューを実施することもあります。通常の監査と特別なプロジェクトを組み合わせることで、経営陣に対して、内部統制システムの運用に関する客観的な保証と洞察を提供しています。これにより、経営陣がシステムに内在する既存または将来の潜在的な弱点を把握するための追加のチャネルを提供し、それらの弱点に対するタイムリーな対処を可能にしています。

 

当社では、内部監査部門によるレビュー活動に加えて、各部門およびすべての子会社が文書化された自己評価を実施しています。内部監査部門は、この自己評価が確実に行われるよう監督し、プロセスの品質を確保するためにその成果物をレビューします。そして、評価結果を取りまとめ、監査・リスク委員会および取締役会に報告しています。

 

内部監査部門は、1名のSenior Directorと22名のスタッフからなる23名の専任従業員で構成されています。内部監査部門長の任命または解任には、監査・リスク委員会の承認を得た上で、取締役会による決議が必要です。